第12号

平成24年1月17日

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自由や権利は厳しい

園長 山内 武道

 電車や人込みの中の周りを意識しないで自分勝手な振る舞い・個性と称してズボンを尻まで下げる服装・捨ててはならない所にゴミや空き缶を捨てる等々、嫌な思いをすることがあります。今、日本の社会を見ると、そんな勝手な行動やみにくい行動が若者だけでなく多くの人に見られ危惧を感じます。

 フランス革命の時に“おお、自由よ!汝の名の元に、どれほど多くの犠牲となるものがあったことか・・・”こんなことばがあります。民主主義では人々の権利や自由が重視されます。しかし、権利や自由と自分勝手とをはきちがえ他の立場や考えを忘れると、その裏には犠牲になるものが多くなることも忘れてはなりません。自由や権利を主張をするには、その前提に義務や責任があることが軽視される表れです。《子どもの権利条約》がありますが、これは子どもの権利を守る大人の義務や責任に重きをおかなければ、スローガンだけで終わり虐待も減りません。

  大人が義務や責任を守らないために、どれだけの多くの子どもが犠牲になっているか考えてみなければなりません。昨年12月には月食を見に行った二人の子どもが酒酔い運転の車の犠牲になるという痛ましい事件が起こりました。“いくら言っても分からない…”と子どもに言いますが、その前に、大人がしっかりと義務や責任を守る社会になってほしいと願っています。

  ばんけい幼稚園の子どもに、他に迷惑になることや嫌がること・集団生活のルールやマナーに反することには教師がしっかりと指導します。最近の若者の中に《現代型うつ》といわれ会社等で上司の指導や客からの注意を受けると出社できなくなる病(?)があると聞きます。

  小さい時から、過剰に大事にされ叱られた体験もない結果と言われています。集団生活のルールやマナーを守らない時には教師や親がしっかりと叱る、それが大人になってからの財産になります。そんな体験を数多く積み重ねて、心の強いたくましい人間になってほしいと願っています。 子どもの将来のために、愛情をこめて叱ることも大切な教育です。(感情的になり怒るのではなく)

確かな理念・素早い実行力・謙虚な姿勢

 保護者の皆様へ

                                        園長 山内 武道

 平成24年の年頭にあたり、ばんけい幼稚園では全職員で下記のことを確めました。今年も子ども達が楽しく幼稚園生活を過ごし、たくましく豊かな心と体を身につけてくれることを目ざして努力します。今年も皆様の温かいご支援とご協力をお願いいたします。

平成24年の年頭に当たって
確かな理念・素早い実行力・謙虚な姿勢
=親の目線で子どもを見て、子どもの目線で子どもに接する=

 ばんけい幼稚園の教師は“一人ひとりの子どもが持つ輝きを放つ基盤を育てる教育”をする責任感と使命感を持たなければならない。そのために“間違った磨き方や心身に傷つくことがあってはならない”ことを自覚し、一人ひとりの個性や能力を大切にし、親の目線で子どもを見て、子どもの目線で温かい態度で子どもと向き合い着実な教育実践に努める。

  1. 幼児教育の専門職としての力量を高め、それを裏づけに謙虚な教師であること
    教師は積極的に研修を重ね確かな指導力を身につけるとともに、一人ひとりの子どもの個性や能力を大切にし自信を持って指導に当たり、子どもが持つ力を十分に発揮して 成長していくための基盤づくりをする。
    <親の目線で子どもを見る・子どもの目線で子どもに接する教師であることを自覚する
    (子どもの可能性を信じて、人格・個性・能力を尊重して指導に当たる)

  2. 将来を見通した確かな理念を持ち、創意工夫して実践に結びつけること 教育活動には“こんな子どもに育てるために、こんな活動を設けて、こんな指導をしていく”という理念が求められる。そのために子どもの実態や保護者の要請を敏感に捉えると共に、一歩先を見て三歩先に備える創意工夫をし教育の計画や実践に取り組む。また、保護者の考えに謙虚に耳を傾け素早く実行していく。
    (これまでにこだわらず、新しい視点で考え協力して素早く実践する)

  3. 社会の動きや人々、保護者の要請を的確に捉え、具体案を持ち素早く実行すること
    ばんけい幼稚園がめざす教育の重点(やる気・元気・気遣い)を実現するための活動の内容や方法を常に見直し、時代の変化と保護者のニーズに即した教育を進める。
    特に、いじめや危険な事件が多発し大きな問題になっている社会状況を踏まえ、幼稚園教育でも“人間同士の葛藤を乗り越えることができる強くたくましい精神力を持つ子どもを育てること”を重要な課題として取り組む。
    また、子どもは常に成長し前に進んでいることを認識して、今、子どものために必要なこと・変えなければならないことを的確に捉え、温かい心と態度で対応する。
    (広い視野と着実な実践で、一人ひとりの確かな育ちを目ざす)

  4. 子どもが喜んで活動し、保護者に信頼される教育をする幼稚園(教師)であること
    幼稚園や教師がめざす目標実現のための基本は、子どもが喜んで登園し楽しく活動する幼稚園生活の実現であり、保護者に信頼される教師の謙虚な姿勢である。
    それが“質の良い教育”を実現するための大前提であり、そのために教師は広く社会に 視野を広げ人間性を磨き、自信を持ち豊かな表情で子どもの指導に当たる。
    (明るく・誠実に・行動的な姿勢で指導に当たる)

  5. 子ども自らがじっくりと考え工夫する、ゆとりのある充実した教育を進めること
    “脱指示待ち人間の教育”を実現するためには、子どもが自分で考え工夫して実行する時間と場・教師の支援が求められる。そのために“活動の数をしぼり急がず・慌てず・やり過ぎず”を基本に、子どもの個性や能力に即した支援と指導を心がける。
    (ゆったり・じっくり・意欲や創造性が育つ支援と指導に努める)

  6. 最良のコンディションづくりをし、明るく温かい表情で子どもの指導に当たること
    教師の最大の使命は、日常、子どもの前で自らが持つ力を最大限に発揮し最善の指導をす
    ることである。そのために教師は、効率的に仕事を進め心の余裕を持って十分な健康管理を行い、子どもの内面をしっかりと汲み取って最善の指導ができるように努める。
    (効率的に仕事を進め健康管理を行ない、最良・最善の指導をする)

 

教員新採用のお知らせ

 新しく榊田真穂教諭を1月16日付けで採用しました。当面は 赤組(年尐組)の指導補助に当たり、4月から担任として子どもに関わることにします。

 榊田教諭は10年余りにわたって、児童会館等で子どもの指導に携わってきた経験を持ち、保護者の方々の要請にも応えてきました。野外での活動に関わることを得意とし、スキーの準指導員や救急法救急員の資格を持ち、剣道や茶道にも熱心に取り組み幅広い行動力と温厚な人柄を備えています。

 ばんけい幼稚園の教育の特色を早く理解し、子どもの指導に体当たりで取り組み保護者の皆様の信頼を得るための努力をしたいという意欲を持っています。

 皆様の温かいお力添えをいただきますよう、お願いいたします。

 

インフルエンザ予防のために・・

 インフルエンザが流行する時期になり、札幌でも複数の型の発生が報告されています。一人ひとりでやれることは限られていますが、できることをしっかり実行して、子どもの確かな成長の姿を喜ぶことができる充実した3学期にしたいと願っています。登園日数は40数日と短い期間ですが、次の学年に向かって一人ひとりの子どもが自覚を持ち大きく成長する機会です。ご家庭ではすでに実行していることですが、もう一度子どもと確かめ合い、全員が元気で登園できることを願っています。

手洗い・うがいをしっかりとする習慣づくりしましょう

人ごみに入るのは、できるだけ避けましょう-例年、雪祭りの後に急増

十分な睡眠バランスのとれた食生活を心がけましょう

汗をかいたら着替えをして、体調を崩さないようにしましょう

※家族に罹患者が出た場合は、感染拡大を防ぐために2日間、家で様子を見ていただくことにしていますので、ご理解をお願いいたします