園だより

第9号
平成 22年10月28日


 
今月の園だより(タイトルをクリックすると、その内容にジャンプします)
◇外で遊び自然にふれる大切さ・・・
◇横断歩道が危ない
◇山の子祭りに感謝して・・・
◇親子の結びつきは強い・・・
 
 

バックナンバーを見るにはコチラをクリックしてください




<一覧へ戻る>

外で遊び自然にふれる大切さ・・・

  

園長 山内 武道


最近、子どもが公園等で遊ぶ姿が少ないように思われます。習い事やゲームの影響、危険な社会状況が原因になっているのかも知れませんが、心配なことでもあります。


国立青少年教育振興機構という機関が行った全国の20〜60歳の5,000人を対象にした実態調査の結果から、子ども時代に自然に触れたり子ども同士で遊んだりした経験を持った人は進学や就職で良い結果に結びついているという発表がありました。これはあくまでも一部の人を対象にした実態調査であり全ての人に通じるとは考えられませんが、ひとつの傾向として捉え、教育や子育てをしていく教師や親として心しておきたいことです。


○遊びは仲間うちのルールづくりなどを通じて、人と付き合う力や意思決定力を育てる

○自然に触れて驚けば、「なぜ・・・」という疑問を呼んで探究心や好奇心を育てる


そうした体験が学力などに結びついているのではないかと、識者が分析しています。


人と関わる能力や創造性・自主性・主体性が欠如している傾向が指摘されている今の日本の教育や子育てを改善するヒントが、そんなところにあるのかも知れません。


自然は、子ども達の遊び相手であり教科書であり、先生でもある
と言われた方がいて、そのことをばんけい幼稚園の教師は認識して指導に当たっています。


幸いにして、ばんけい幼稚園の周りには、子ども達に「なぜ・・・」を感じさせる自然がいっぱいあり、恵みもいっぱい与えてくれ山で実ったブドウやコクワを味わいます。


その様な活動を通して、子どもの中に好奇心や探究心が生まれ意欲や活力が育ち、これからの人生の財産になって学力の向上や人間関係を築くうえでの力の基盤になります。


それを一人ひとりの子どもが夢や希望をかなえる源にして、心も身体も強くたくましくなって充実した人生を創ってくれることを期待しています。


<インフルエンザ流行の時季になりました。うがい手洗い・十分な睡眠・栄養バランス等の心がけを>




<一覧へ戻る>

横断歩道が危ない

  

子どもの交通事故の半数近くが横断歩道で発生しているという調査結果があります。横断歩道の信号が青になると絶対安全で車が進入して来ない歩行者天国の様なエリアと勘違いしている人を多く見かけます。横断歩道は歩行者が優先ですが、右折・左折する車も進入して来ますし、時には、信号を無視する車もあります。つい最近、車道に近づいて信号待ちしていた子どもが大型車の後輪に轢かれて亡くなった事故もありました。


《横断歩道は交通事故防止のための要素が凝縮されている所》で、危険もいっぱいありますので油断してはなりません。しかし、子どもが全く注意をせずに全力で走って来たり、自転車が斜め横から猛スピードで進入して来たりすることもあり、運転している立場の者が最も注意をしなければなりません。しかし、全ての運転者が細心の注意を払っているわけではありませんので、子どもには自分の身を自分で守る能力をつけさせることが求められます。


《横断歩道が危ない・・・》妙な感じを受けるかも知れませんが、それが事実です。


左右によく注意をはらいながら出来るだけ早く横断歩道を渡るように、親子で練習をしていただくことを願っています。おしゃべりやふざけたり携帯電話をしながらのろのろ歩いたりするのはマナーに反することも併せて教えていただければ幸いです。




<一覧へ戻る>

山の子祭りに感謝して・・・

  

子ども達のために、保護者の皆様が心を込めてつくり上げてきた山の子祭りが素晴らしい成果をあげて終わりました。先ずは、そのご苦労に感謝とお礼を申し上げます。連日、ダンボールをいっぱい抱えて来られて一生懸命に作ったり、グループごとに集まって手づくりの品を作ったり、“子ども達のために・・・”という皆様の温かい愛情と熱意をひしひしと感じとりました。企画をし多くのご苦労をされた役員の皆様はじめ、山の子祭りにご協力いただきました方々に心から厚く感謝申し上げます。子ども達が喜びと親の愛情を感じた催しでした。


また、虹の会の活動で最も大切にしている子育ての仲間づくりも進んだことと思います。


これを機会に子育てについて話し合える仲間になって子どもの成長を見守っていただくことを願っています。この後、これを手本に子ども達が「山の子祭りパートU」を行います。




<一覧へ戻る>

親子の結びつきは強い・・・

  

お節介者の独り言 No9                                

園長 山内 武道


親の子に対する愛情は大変深いのはもちろんですが、それ以上に子どもが親を思い慕う気持は強いものがあります。しかし、それが行き違うことがあり、互いに悩み迷う場合もあります。


子どもは生まれた時から親の愛情を受け、温かい血の通い合いを肌で感じながら成長していきます。


人間も動物界の一員ですから、動物が子育てをする姿には共通するものがあり、時には学ぶことも多くあります。親が自分の毛を抜いたり木の枝を集めたりして、子のために温かい巣づくりをするのは人間に劣らない親の愛情の表われだと思います。(最近、そうではない人間がいて悲しい思いもしますが・・・)


人間は社会を形成し、基本的には子どもをみんなで守り育てますが、地域社会の崩壊や核家族化が進み人間同士の結びつきが希薄になっている現実があり、とても心配なことです。


しかし、どんなことがあっても基になっているのが親子の結びつき・絆であることは、人間が地球に存在する限り永遠に変りません。特に子どもの心の中に親を慕い頼る気持があるのは当然であり、それを受け止めてあげるのは親の使命であることは言うまでもありません。


それと共に、子どもが将来自分の力で、世の中を自分で生きていくことが出来るように仕向けるのを親として忘れてはなりません。動物社会でも、ある期間が過ぎると餌を与えなくなったり、群れから追い出すのは、何時までも親が世話をできないので子の自立を促すためでもあります。今、人間社会ではそのことが忘れ去られ、巣立ちをさせない親・巣立ちをしない子が多く、親に頼り親の年金で生活しようとする悲しく心配な現実もあります。幼稚園に中学生が職場体験学習に来た時には、・将来必ず仕事に就くこと・仕事をすると辛い思いをすること・指示待ち人間にならないことを最も大切にして指導しています。すなわち、自立した人間になってほしいことを伝えています。


また、動物社会では子ども同士がじゃれ合い・追いかけ合い・噛みつき合いもします。これも、子が獲物を獲って生きていくために不可欠なことです。人間社会でも、子ども同士がもめる・喧嘩をする・時にはルールやマナーに反することをして大人に叱られる等々は、子どもの成長に欠かせません。


そこで子どもの心を支えるのが親子の本物の結びつきであり強い絆です。本物の結びつき・絆とは、子どもを安心させると共に、将来、社会で生きるうえで役立つように教え育てることです。


子どもは、当然反抗もしますがお母さん・お父さんが大好きですし、心底から頼りにしています。